お客様の「一生もの」をつくる仕事だから。

家は一生もの。家を建てることは、“一生に一度の買い物”ともいわれる一大イベントです。だからこそ私たちは、お受けした仕事に誠心誠意取り組みます。「自分の家をつくるつもりで作業する。そうしないとお客様に失礼だ」。これは、私が日ごろから職人に伝えている言葉です。

私が職人の気構えや仕事に対する姿勢にこだわるのは、小さい頃から多くの職人に囲まれて育ってきたからです。何代にもわたって家づくりを仕事にしてきた家系の次男として生まれ、親戚を含めてまわりの大人は職人ばかり。子供であっても家の仕事を手伝うのは当たり前という、そんな世界で育ちました。

「気構えや姿勢にこだわる」というと、頑固で古風なイメージをもたれるかもしれませんが、職人とは本来、好奇心が旺盛で新しいものが大好きです。当社でもこれまで、最新の技術や工法、建材や道具についての情報は貪欲に収集し、必要とあれば積極的に挑戦・導入してきました。その結果、今では戸建てから集合住宅、商業施設の施工、大掛かりな上下水道や造成の工事など、幅広いお客様のご要望にお応えできるようになりました。

職人は、現役であり続ける限り一生が勉強です。自身の技に溺れることなく、いつまでも初心を忘れず仕事に向き合う。変えてはいけないこと、変化すべきことを見極め、これからも従業員一同、職人集団として切磋琢磨していきたいと考えております。
お客様ならびに関係各社様には、今後ともより一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役　塚田雅俊